研修医マニュアル

研修医生活を送る作者が研修中に学んだこと、ポイント、その他を解説。

診療情報提供書(患者さんが転院される際に転院先の病院に渡す書類)

診療情報提供書(患者さんが転院される際に転院先の病院に渡す書類)の書き方サンプルです。
患者さんが転院する際に必要となる書類で、
どの診療科でも必ず書くことがあると思います。
的確に、要領よく、丁寧に書けるようになると、
仕事がかなりスムーズになります。続きを読む

救急外来での診察

 救急外来では、通常の一般外来とは異なった診察スキルが必要になってきます。
 特に、トリアージを正しくすること、
 必要なこと(だけ)を的確・迅速にすることが重要です。

 一般外来のノリで救急外来を行うと、
 指導医の先生から間違いなく怒られます。

 なので、最も重要なポイントをまとめてみました。続きを読む

SIRS(全身性炎症反応症候群)

SIRS:systemin inflammatory response syndromeとは、

重症感染、外傷、熱傷、劇症膵炎などの侵襲に対する全身性炎症反応で、

多臓器不全に発展することも多い重症な病態。


【診断基準】

以下の2項目以上が該当する時、SIRSと診断する。

1)体温>38℃または体温<36℃

2)心拍数>90/min

3)呼吸数>20/minまたはPaO2<32 Torr

4)白血球数>12,000/mm3、または白血球<4,000/mm3

  あるいは未熟顆粒球数>10%



【治療】

 原疾患の究明と治療+場合によっては急性血液浄化療法を行う。 FC2 Management

静脈採血

研修医の仕事の一つに、採血があります。
迅速かつ丁寧に、そして確実に行うためのコツを書いてみました。続きを読む

4-2-1ルール(維持輸液量の計算)

細胞内環境を維持するための維持水分量を計算するためのルール。

体重10kgまでは、4mL/時

体重11kg〜20kgまでは、2mL/時

体重21kg〜は、1mL/時


※例えば、体重が60kgの人は、

(10kg×4mL+10kg×2mL+40kg×1mL)=100mL/時



【手術中の輸液】

・オペ中は、上記の維持輸液では不足するので、下記の輸液量とする。

①開腹手術:10mL/kg/時

→腹膜刺激による影響がでるので。
(腹膜刺激により、サードスペースに体液が貯留してしまうので)

②整形外科手術:5mL/kg/時



【手術前】

術前欠乏量は、時間維持量に○○時間の禁飲食時間をかけたもの。

血ガス(血液ガス)分析

動脈血と静脈血の違いは、細胞レベルでのガス交換が行われる前か後かの違いです。

静脈血は、動脈血よりも二酸化炭素を多く含むので、

①pHは0.03〜0.04低く、

②PCO2は7〜8 Torr高く、

③HCO3−は2mEq/L程度高くなる。

検査値について、まとめて見ました。続きを読む

略語シリーズ(循環器編)

循環器科を回る際に覚えておかなければいけない略語集です。
カルテの記述、指導医の先生の説明やカンファレンスなどでよく使われるので、
覚えておかなければ、本当ちんぷんかんぷんなので、
是非覚えてから臨床に臨みましょう!!

続きを読む

 研修中、見た目健康な人でも血液検査で貧血を指摘される方が意外にも多く、

 患者さんからもしばしば、

 『貧血なんですが、何を食べたら良いですか?』とか

 『鉄分はどれくらい摂れば良いのですか?』と聞かれることが多い。 

 そんな質問にきちんと答えることができるように、まとめました。

続きを読む

はじめに。

 このブログは、研修医生活を送る作者:大神 太郎(ハンドルネーム)が、
 充実した研修医生活を送り、一人前の医師に少しでも早く近づけるように、
 日々学んだこと、同僚、後輩達へのアドバイス、その他愚痴などを書き綴ったブログです。
 記述することで、自らの反省にも利用しています。

 記事には十分気をつけてますが、、間違ったことや誤解されやすいことなど、
 書いてしまうかもしれません。
 今は正しくても、将来、新しいエビデンスが出て、誤った情報となる可能性もあります。
 その時は、遠慮せずメールやメッセージを頂けたら光栄です。

 読者の方々と共に成長できたら本望です。
 気軽にコメント、メールくださいませ^^
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