研修医マニュアル

研修医生活を送る作者が研修中に学んだこと、ポイント、その他を解説。

DLST(Drug-induced Lymphocyte Stimulation Test)

 DLSTは、日本語で薬剤誘発性リンパ球刺激試験と訳されますが、
 外国では、LTT(Lymphocyte Transformation Test):リンパ球幼若化反応と呼ばれます。
 In vitro(試験官の中)で、患者さんの末梢血単核球に薬剤を添加するとリンパ球の増殖反応が生じ、それを用いて薬剤アレルギーの診断を行います。  
 薬剤によるアレルギー症状のうち、
 特にⅣ型アレルギーの機序による肝障害や造血障害に
 ある特定の薬剤が関与しているか否かを知るための有用な検査です。続きを読む

大量服薬患者の急性期治療

研修中、特に救急をまわっている時によく遭遇するのが、

大量服薬による救急搬送です。

一刻一秒を争うことも考えられるので、しっかり勉強しておきましょう。


急性期薬物中毒の治療方針は、まず第一に、

バイタルの安定化を行い、重要臓器を保護すること。

特に精神科系薬剤の急性中毒は、誤嚥に伴う合併症への注意が必要です。


薬物で自殺を図った人の過半数が、

医師が処方した睡眠剤や精神安定剤などの向精神病薬を大量服薬しています。

特に注意しないといけないことは、

患者さんは、医師が処方した薬を飲まず、ため込んでいたり、

複数の病院に通ったりして大量にため込むことがあります。

内服コンプライアンをしっかり把握するように努力し、注意が必要です。

他には、市販の薬や農薬を服薬しています。

では、実際に救急外来での対応を勉強しておきましょう。 

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耳鼻科のスケジュール

耳鼻科のスケジュールですが、
基本的には外来・病棟・手術室です。
研修生活の中で、耳鼻科は肉体的にも精神的にも
比較的楽な科になると思います。

だいたいのスケジュールや、研修内容をまとめてみました。

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呼吸器(ICU管理)の専門用語

呼吸器、ICU領域の専門用語をまとめました。
主に、ICU(集中治療室)で使われます。
ここに書かれている専門用語は最低限覚えないと、 
ICUでかなり見下されてしまいます。

看護師さんからも侮蔑の目で見られてしまいます。
特にICUの看護師さんは、優秀で学習意欲が高い人が多いので、
 使えない研修医だと判断されたら、相手にされなくなってしまいます。

ですので、ここで使われている用語は最低限覚えてから、
ICUの実習に臨んでください。

余裕があれば、ぜひICU実践ハンドブックを一読してから臨んでください。
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病院食(検食)

 お金がない研修医にとって、非常にありがたいのが病院食(検食)です。
 ただ、病院によっては、非常に質素だったり、味が薄かったり・・。

 病院食の美味しい病院での当直は、ありがたいのですが、
 美味しくない病院食は本当にキツイです。

 そんな病院食事情が書かれたスレッドがあったので、紹介しようと思います。
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当直に必要なもの

【当直の時に役立つグッズ】

 当直の時に役立つグッズをまとめてみました。


【絶対必要なもの】

(1)歯ブラシセット(トラベルセット)



 歯磨き粉もセットで付いた旅行セットが便利です。
 忘れると歯磨きが出来ないので、予備を持っておきましょう。
 私は結構忘れたり、紛失するので車や鞄に常に忍ばせてます(笑)


(2)お風呂セット



 当直先によっては、備え付けや準備されていたりしますが、
 誰がどのように使っているかわかりません。
 新品なら良いですが、いつからそこに置いてあるのかも、
 誰が置いたのかも不明な状態なこともよくあります。
 安心してお風呂に入るために、Myお風呂セットは持っていた方が良いです。


(3)調味料&ご飯の友




 意外と困るのが、実は食事です。(※食事についてはこの記事を参照ください
 
 桃屋 辛そうで辛くない少し辛いラー油 は本当にオススメです。
 病院食なので、基本おかずも味が薄くなっています。
 そんな時は、クレイジー ソルト で味を足してみてください。
 本当に美味しくなります。


(4)汗ふきシート




 当直場所や、その時の忙しさにも依りますが、
 しばしばお風呂に入れない時があります。
 そんな時のために、一個置いておきましょう。
 脇汗とか、顔を拭くのにも便利です。


【番外編】

(1)虫対策!!
 田舎の病院では、当直室にも虫が出ます。
 場所によっては様々な虫が出没しますが、
 自分が体験した虫で困るやつから書くと、

 ①ゴキブリ
 ②蚊
 ③ムカデ
 ④ハエ類(小バエ、その他小さい飛行生物)
 ⑤カナブン
 ⑥クモ
 ⑦ナメクジ


 虫対策は万全にしておきましょう。

 ゴキブリについては、ブラックキャップ がオススメです。
 当直室に置いておくと、本当にゴキブリを見なくなります(笑)。



 蚊には、アースノーマット がオススメです。
 これも付けっぱなしにしておくと、蚊が死んでます。
 この装備を調えてからは、当直室で蚊に刺されることはなくなりました。



敗血症・敗血症性ショック

 第45回米国集中治療医学会において、敗血症および敗血症性ショックの
 国際コンセンサス定義第
3(Sepsis-3)が新しく定義されたので、確認しましょう。

 Sepsis-3では、臓器障害を伴う病態のみを敗血症とし、
 臓器障害を伴わない病態は、敗血症の定義から除外されました。

 つまり、臓器障害がない感染症に対しては敗血症と診断出来ません。
  

 今までは、SIRSを呈する通常のインフルエンザなどでも『敗血症』と診断される可能性がありました。その一方で、臓器障害を伴いながら感染症により発症したSIRSを呈さない重症敗血症を見逃す恐れも存在することが指摘されていました。この度の改訂では、SIRSが必ずしも致死的な反応ではなく、重症化と直結する指標ではないことを示しています。実際、自分が臨床をしている場面でも、SIRSを呈しているのに症状が軽い場合や、SIRSを呈していないのに、重症化する症例が多々ありました。

 では、新しい敗血症の定義を確認しておきましょう。

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精神科の略語

精神科を回る際に覚えておかなければいけない略語集です。
カルテの記述、指導医の先生の説明やカンファレンスなどでよく使われます。

私の印象では精神科の医師は、
①真面目で几帳面な先生と、②面倒くさがりや医師と二極化しています。

覚えていた方が良いですが、種類はそれほど多くないので、
一度さらっと目を通すだけで十分だと思います。

むしろ、薬剤の略語の方が大変だと思うので、そっちもセットで覚えておいてください。
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マンション勧誘(その2)


 研修医の頃にマンション勧誘を受けたお話を以前、書きましたが

 3年経った今、その新築マンションがどうなったか気になったので調べてみました。

 そのマンションは、職場への迷惑電話で有名な某上場企業が販売してました。

 当時の販売価格は1400万円〜1700万円ほど。

  そして一番気になった、空室についてですが、
 空室、退去予定を含めると、20件以上の募集がされていました。
 約90戸ほどのマンションですが、20戸以上が現時点で募集がかかっている状態です。
 空室も数室あります。

 私に勧誘してきた販売員は、『空室は絶対に出ません!』って断言していましたが。
 
 これが現実です。
 もちろん、空室だと家賃は入らないので、そのまま赤字になります。
 管理費・修繕費も普通にかかりますので・・。


 そんなわけで、節税対策のマンション投資は甘くないと思います。
 特に、不動産の知識に乏しい医者は、
 カモがネギを背負って、ガスコンロと調味料と、取り皿まで持ってきた状態です。

 職場にかかってきた電話での不動産投資は絶対に関わらないようにしましょう!
 

ワクチンで予防できる疾患

小児科を回る前に、勉強しなければいけないのが、
予防接種です。

小児科を回る研修医のメインの仕事はの一つと言えます。
指導医からも必ず聞かれるので、ここにまとめた予防接種については、
しっかり勉強して覚えておいてください。

予防接種のスケジュールも重要なので、
小児科を回る前には、一読しておいてください。
※プリントして持っておくと便利です。 続きを読む
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