研修医マニュアル

研修医生活を送る作者が研修中に学んだこと、ポイント、その他を解説。

クリニカルシナリオ(Clinical Scenario:CS)

クリニカルシナリオ(Clinical Scenario;CS)とは?】 


 急性心不全の超急性期の病態把握として用いられる概念。

 急性心不全を、最初に測定された収縮期血圧を基本に病態分類したもの。


 循環器科でしか使いませんが、循環器を回る時は知っておいた方が良いです。
  

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ショックについて覚えておくこと!!

麻酔科を回る際に、絶対に覚えておかなければならないこと、
それはショックについてです。
 
必要最小限ですが、まとめてみました。
ざっと覚えておくと便利です。
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略語シリーズ(外科)

外科の略語は、一般的なものからマニアックなものまで、
幅広くありますが、基本的に覚えた方が良いです。

なぜなら、外科は短気な先生が多く
ささいなことで、イライラすることが多いので、
スムーズにコミュニケーションすることが大切になってきます。

ですので、しっかり覚えてから外科に行きましょう!! 続きを読む

研修医お役立ちサイト

研修医の時に役立つサイトをまとめてみました。

【臨床・診断など】
①Medical Online
 疾患についてや、論文を調べたい時の心強い味方。
 日本語なので、とにかくわかりやすいです。
  大学や病院によっては法人契約をしていると思うので、
 様々な情報が手に入ります。

②医中誌Web
 こちらも文献検索サイトです。Medical Onlineとは全くの別物ですが、
 自分にはあまり違いがわかりません。(詳しい方がいたらぜひ教えてください。)
 Medical Onlineで調べて、わからなかったら医中誌を使っています。

③CiNii(サイニイ)
 日本の論文検索サイトです。
  論文や図書・雑誌などの学術情報で検索できるデータベース・サービス。
 基本的には上の2つとほとんど同じ感じです。

上記3つは、個人的に使いやすいものを使えば良いかなと思っています。
もちろん、一つのサービスで十分な情報が得られない時は、
他のサービスで検索をしてみた方が良いです。


④Pubmed
 論文検索サイトの大御所。
 英語ですが、ほぼ全ての論文が検索出来ると言っても過言ではない!と思います。
 もちろん、契約内容により、読める論文と読めない論文がありますが、
 基本大学病院などでは、幅広く契約していると思うので、ぜひ活用してください。
 特に、最新の情報は、英語文献で調べないといけません。

⑤Up To Date
 エビデンスに基づいた情報を掲載するサイト、
 いわゆるエビデンスベースの臨床医師決定支援リソース
 治療を行う上で、エビデンスは当然必要であり、
 少しでも疑問を感じたら、必ず確認しなければいけません。
 このサイトは、そうした時にものすごく役立ちます。
 ※最近、日本語検索が出来るようになりました。

④MyMed(マイメド)
色々な情報が載っています。パッと知りたい時には便利です。


【画像の勉強】

①IMIOS
・e-Anatomyは、一部無料で、ほとんどが有料版ですが、勉強に良いです。
・特に有料版の頭部MRIはカラーで表示されることもあり、最高にわかりやすいと思います。
・料金は少し高いですが(年間8900円)、絶対に元は取れると思います。
(むしろ元をとれるくらい、ぜひ使って勉強してください!!)
※サンプルがあるので、ぜひお試ししてからで^^


②遠隔画像診断
・画像だけでなく、解説や鑑別診断も掲載されています。
・掲載量も多いので、時間がある時に閲覧すると勉強になります。


※他にも、オススメサイトがあったらぜひ教えてください。

マンション勧誘

 研修医中(研修後もですが)、仕事以外でも気をつけなければいけないことがあります。
 それは電話勧誘です。
 

 残念なことに、研修医の中にはこのような悪質な勧誘に引っかかってしまい、

 多額の借金を背負ってしまう人もいます。


 実は私も電話勧誘にひっかかって、契約してしまいそうになりました。

 そのような犠牲者を出さないためにも、当ブログで書かせてもらいました。


 以下、実話です。

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死亡診断書の書き方

死亡診断書は、何科に進んだとしても
必ず書かなければいけない場面が出てくると思います。

特に、当直のバイトではしばしば患者さんがお亡くなりになられることがあり、
慌てて死亡診断書を書かなければならないこともあります。

だから死亡診断書の書き方は必ずマスターしておかなければいけません。 
きちんと理解してマスターしておけば、
慌てることなく迅速で正確な書類を作ることが出来るようになりますので、
ぜひ一度読んでおくと良いと思います。
 

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実際にあったお話。

 抗がん剤による治療をされている患者さんの主治医である上級医のA先生は、

 その地区で開かれる、超長距離のマラソン大会には必ず出場しています。

 もう若くはないのに、(見た目からしても)

 明らかに運動は得意そうではないのに・・・。


 一度、私はその先生に聞いてしまったことがあります。

 『先生、何でそんなに無理してまで毎年マラソン走ってるんですか?

 そろそろ洒落にならない年齢ですよ?死んじゃいますよ?』
 

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髄液検査

【基本的知識】

髄液の多くは脈絡叢で産生(500〜700ml/day)される。

成人の髄液量は約140〜270ml
髄液検査は2〜3本のスピッツで採取して、1本目を髄液一般検査に用いる。

髄液は、タンパク量が少なく、浸透圧が低いため、

細胞変性が極めて早いので、細胞検査は採取後1時間以内で行う。
 

【髄液の外観】

無色透明 → 正常

混濁   → 高度細胞数増加

日光微塵 → 軽度〜中等度細胞増加

血性   → 頭蓋内出血、穿刺時の血管損傷

キサントクロミー → 頭蓋内出血後(くも膜下出血等)


病気別で言うと、
細菌性 → 混濁、膿性
結核性・真菌性 → 水様〜黄色調 
ウイルス性 → 水様 
くも膜下出血 → 血性(またはキサントクロミー)

基準値は次のページに記載。


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研修医になる人に伝えたい8つのこと。

①どんな暴言を吐かれたり、嫌みを言われたりしても、決してブチ切れないこと。

 実際、研修中にブチ切れした私が言うのも何ですが・・・・。

 呼び出しや当直などで睡眠不足の上級医、スタッフも人間ですから、寝不足でイライラしていることもあります。普段優しい温和な先生も、口調が荒かったり、舌打ちをしたりすることもあります。もちろん、上級医やスタッフの方がそんな状況であることは、本人ならまだしも、研修医の私達には到底わかりません。

 そこで対策ですが、イライラしている上級医に対しては、『あ、昨日寝れなかったんだな、大変だったんだな。』と労りの気持ちを持って、さりげなく距離を持つようにしましょう。さりげなくです(笑)。そんな状況の時に関わると、間違いなく疲れます。あと、イライラが感染します(医学的ではないですが、自分までイライラするようになります)。大事なのは、絶対にブチ切れないこと、さりげなく距離をとることです。

 時々、寝不足でもないのに、イライラしている人がいます。そうした人に対しては、『あっ、この人はツンデレ属性なんだな!!』と思うと少し楽しくなります。ブチ切れることなく、その人からもしっかり学ぼうという姿勢を見せれば、きっとその人の『デレ』を見ることが出来ると思います。私はほぼ全員のデレを見ることが出来ました。


②頑張りすぎないこと。

 休む時は休んで、息抜きをすること。自分では気がつかない疲れがたまっていることがあります。ミスが増えたり、集中力が低下します。でも一番怖いのは、私はこれだけ頑張っているのに、なんであの人は出来ないの!?努力しないの!?と同期やスタッフに対して思ってしまうこと。その結果、周囲からの孤立や歪んだ自己顕示欲につながってしまいます。必ず適度に休むこと!!


③自分の趣味を続けること。新しくもつこと。

 ②で言ったことと重複しますが、ワークライフバランスが重要だと思います。リフレッシュはしっかりして、ストレス解消しましょう。好きな人とデートでも良いですし、友達とフットサルをしたり、私の場合は引きこもってゲームをしていましたが・・・。


④地域の行事に参加してみる。

 地域の行事に参加することで、入院患者さんとのコミュニケーションがとてもスムーズになります。例えば、マラソン大会や、餅つき大会、海開きやお花見など。特に、研修先の地域が自分にとってあまり馴染みのない地域であれば、自分自身も、その地域が好きになれますし、実際かなり楽しいです。

 有意義な息抜きが出来ると思います。

※ステキなエピソードにも出会えるかもしれません。


⑤本や勉強会にはお金を惜しまない!!

『鉄は熱いうちに打て!!』という言葉もありますが、

研修医時代は、医者人生の中で一番情熱的で、タフで、医者人生を左右する大事な時期です。たとえ、自分の進もうとする診療科ではなくても、読みたい、勉強したいと思ったら、突き進みましょう。昔と違い、今の研修医はお金に恵まれています。実際、私は毎月5万円以上は本や教材、勉強会に使っていました。おかげで引っ越し作業が大変なことになりましたが、今振り返ってみてもとても有意義だったと思います。バイト先や病棟でわからないことが起きても、ある程度は落ち着いて対応できるようになります。また、何が役立つか、研修医時代は全くわかりませんでした。役立つかもしれないと思ったことが、結果として思ったより役に立たなかったり、将来絶対知らなくても問題ないと思ったことが、臨床の場で役に立ったりすることは多々あります。研修医時代は浅くても良いですから、幅広く学習することが大事だと今感じています。


⑥何が役立つかわからないのでとにかく貪欲に吸収すること!!

 『自分は将来、皮膚科に行くから、人工呼吸器の使い方とか知らなくて良いし!』、
 『自分は外科に行くから、精神科のことは知らなくていい!』

 などと思っている人がいたら、大間違いです。

 臨床中に患者さんに突然尋ねられたり
 (患者さんは、医師は何でも知っているものと思っているので他科のことでもよく尋ねられます)
 バイトに行った先で、患者さんが急変したり、
 自分1人しかいない時に急患で患者さんが来たり、
 意外ですが、かなり役立ちます。
 ぜひ貪欲に色々な知識に触れておきましょう。
 

⑦社会人の自覚を持つこと!

 研修医に限ったことではありませんが、

 社会人の1年目ですので、社会人としてのあり方も身につけていくように!!

・笑顔で挨拶をしたり、時間を厳守すること

・メールの書き方、お礼や謝罪の仕方

 学生のノリではなく、お金をもらっているという自覚を持って、生活するようにしてください。特に、医師は私生活でも注意が必要です。


⑧何が何でも研修修了書を手に入れること!!

 最後はこれに尽きます!!

 病院によって、研修内容や、人間関係は全然違うので、

 研修が上手くいかなくても、全く気にしないでOK!!

 とにかく、研修修了書をGETするのみ。


小児科オススメ参考書!

自分を含め、小児科をまわった研修医と
その指導をしてくださった指導医の先生にアドバイスを頂き、
小児科で役立つ本をランキングにしてみました。



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