匿名希望様から、『研修医の給料について書いてください』
 メッセージを頂いたので書かせてもらうことにしました。

 厚生省のワーキンググループが行った2011年度の調査結果によると、

 研修医1年目の平均年収は435万円だそうです。

 また、過去の厚生省の発表では、
 2003年度:265万円
 2004年度:365万円 
  

  という記載もありました。

 では、実際はどうなのか?
 同級生や先輩に聞いた情報を参考に、まとめてみました。
  
実際は、435万円くらいだと思いますが、
もっともらってる人がいるのも事実です。

というのも、研修医の給料は、
募集要項に書かれていることが全てではないことがあります。

例えば、2つの病院の給料を比べてみます。

(1)ある私立病院の場合

①給与(年額) 500万円(当直料含む)
 ※社会保険、厚生年金、雇用保険、労災加入

②宿舎あり
 費用は月額45,000円 


(2)ある公立病院の場合

①給与(年額)360万円
 ※ 社会保険、厚生年金、雇用保険、労災加入

②宿舎あり
 費用は月額5,000円


 どうでしょうか?パッと見たら、(1)の私立病院の方が給料が良く見えませんか?
 でも、実際に給料が多く、使えるお金が多いのは、(2)の病院だったりします。

 そのカラクリは、

1.残業代・当直料
 残業代・当直料については、募集要項に書かれていないことが多々あります。
 ①のように、当直料を含むと書いてある場合は、当直料は給料に含まれており、
 どれだけ当直をしようが、+αでもらえることはありません。

 逆に、残業代・当直料が別途記載してあったり、書かれていない場合は、
 基本給に+αで出ることがあります。

 病院によっては、残業代・当直料が基本給を超えるところもあるようです。

2.宿舎費用(家賃)
 意外に重要なのが、宿舎費用(家賃)です。
 基本的に研修医は、宿舎または病院近くの賃貸に住みますが、
 家ではほぼ寝るだけの生活になることが多いです。
 2年間の研修医生活で、合計24回の家賃を払わないといけないけど、
 上記のように、毎月4万円違っただけで、2年間で4万円×24=48万円の差になります。


この2つの要素が毎月の給料に大きく関わってくるかと思いますが、
その他の要素として、

3.飲み会が多い
 飲み会が多い病院は、やはり出費がかさんでしまいます。
 特に忘年会、新年会など年末年始は出費が激しくなりがちです。
 
などもあります。

実際、上記1.2.3については、書類だけではわからないので、
先輩や関係者の方にお話を聞くと良いかもしれません。
(お金の話はものすごく聞きにくいですが・・・。) 

もっとリアルなお話が聞きたい!!という方がいれば、また書こうと思います。