脳外科をまわる際に、上級医の先生から勧められた本や、
 自分が使ってみて、役立った本をまとめてみました。

 脳外科を実際にまわってみて感じたことは、
 解剖と局所機能(生理を含めて)が非常に大切だということです。
 その知識の上に、読影があります。
 →解剖と局所機能がわかっていないと、臨床も読影もひどいことになってしまいます。
 (実際、当初、私がそうでしたorz)

 脳外科は、とても難解ですが、勉強しているうちに、
 まるで霧が晴れるように理解できる瞬間を体験できます。

 ぜひしっかり勉強してみてください。 
 オススメする本は必ず貴方の力になってくれると思います。 
脳外科医オススメ本

(1)病気がみえる 〈vol.7〉 脳・神経 (Medical Disease:An Illustrated Reference)


 脳外科指導医曰く、病気がみえるシリーズで、最も完成度が高く
 長く使える本とのことです。実際、私も一番愛用しています。
 Amazonのレビューでも絶賛されています。
 値段も高くないので、持っていない人は必ず買った方が良いと思います。
 (すでに学生時代に買っていると思いますが・・。) 

(2)臨床のための神経機能解剖学+臨床のための脳局所解剖学 (2冊セット)


 上記でも述べましたが、脳外科を回る際には、
  解剖(特に局所解剖)とその機能を理解することが非常に重要になります。
 この2冊があれば、脳外科を回っている際に抱く疑問の大部分を
 解決することが出来ると思います。
 絵は細部にわたり非常に繊細・丁寧に描かれていて
 リアルでとてもわかりやすいです。
 神経内科の医師は全員持っている本という噂もあります(笑)。
 実際、脳外科の先輩医師は全員持っていました。
 唯一の欠点は、値段がちょっと高いことです・・・・。
 でも一生使える本なので、脳外科を回る際には
 ぜひ机の上に置いておくことをオススメします。 

(3)CT/MRI画像解剖ポケットアトラス 第3版 第1巻 頭部・頸部


 脳外科はCT・MRIの読影ができることが必須条件になってきます。
 常にこの本をポケットにしのばせて、
 正常構造を確認しながら読影を行うと、レベルアップできます。
 この本は、スライス幅が細かく、詳しく構造物が描かれているので、
 非常にわかりやすいですし、レベルも高くなっています。

(4)EBMに基づく 脳神経疾患の基本治療指針


 脳神経外科で行う脳神経疾患の基本的な治療法がわかりやすくまとめられています。
 基本的な治療法をしっかり身につける上で、必ず一読はしておきたい本です。


(5)神経局在診断



 脳外科指導医から勧められた1冊です。
 臨床でわかりにくいことをわかりやすくまとめてくれています。
 また、効率よくまとめてくれているので、知識の整理に役立ちました。
 知識を深める際に一読すると良いと思います。

以上、『脳外科を回る際に、持っていた方が良い本特集』でした。 
他、オススメ本があれば、ぜひ教えてください。