外科の略語は、一般的なものからマニアックなものまで、
幅広くありますが、基本的に覚えた方が良いです。

なぜなら、外科は短気な先生が多く
ささいなことで、イライラすることが多いので、
スムーズにコミュニケーションすることが大切になってきます。

ですので、しっかり覚えてから外科に行きましょう!! 
【ア】
アイテル(Eiter) :膿
アウス(Auskratzung):人工中絶
アグラ(Aguranulocytosis):無顆粒球症
アッペ( Appendix)虫垂、(Appendicitis)虫垂炎
アテレク(Atelectasis):無気肺
アナムネ・アナムネーゼ(Anamnese):予診、病歴、既往歴
アニソコ(Anisocoria):瞳孔不同
アポる(Apoplexie):脳卒中で倒れる
アレスト(cardiac Arrest):心停止 
アンプタ(Amputation):(四肢)切断 

 【イ】
イソコリア(Isocoria):等瞳、瞳孔等大
インバギ(Invagination):腸重積

【ウ】
ウロ(Urology):泌尿器科
ウンデ(Wunde):創

【エ】
エーカーゲー(EKG: Electokardiogramm):心電図
エクスダート(Exudate):浸出液
エッケ(Ecke):端
エッセン(Essen):食事
エルブレッヘン(Erbrechen):嘔吐
エムディーエル(MDL: Magen Durchleuchten):胃透視
エピ、エピドラ(Epidural anesthesia):硬膜外麻酔
エルステ(Erste):最初の、一番目の
エントラッセン(Entlassen):退院
→エント(ENT)と略すことが多いです。

【オ】
オーベー(O.B.:Ohne Befund):異常なし、所見なし
→Ohneはwithout、Befundは所見・診断書
オーベン(Obenarzt):上級医、指導医
オルト(Orthopadie):整形外科

【カ】
ガーレ(Galle) 胆汁
カイザー(Kaiserschnitt、Caesarean section):帝王切開
カテ(Catheter):カテーテル
ガンツ(Ganz):完全に

【キ】
ギネ(Gynakologie)産婦人科
キンク・キンキング(Kinking)折れ、ねじれ、管のつぶれ
→ope中にしばしば耳にします。

【ク】
クニッケン(Knicken)折る、折れ曲がる
クノッテン(Knoten)結紮、結び目
クラーゲ(Klage) 愁訴
クランケ(Kranke) 患者
グル音(Gurren) 腸雑音
クレブス(Krebs)癌
クレンメ(Klemmer) 点滴の落下速度を調節する装置
クロイツェン(Kreuzen) (糸が)クロスする

【ケ】
ゲシュール(Geschwur) 潰瘍
ゲバルティッヒ(Gewaltig):雑な、暴力的な
ゲフェース(Gefas):血管
ゲフ、ゲフリール(Gefrierschhnitt):術中迅速病理診断
ケモ(Chemotherapy):化学療法
ケモラジ(Chemoradiation):放射線化学療法
ゲル(Geld) 給料

【コ】
コート(Kot)大便
コアグる(Coagulation):血液が凝固する。
→凝固した血液をコアグラ(Coagulation)と言います。
コップ(Kopf):頭、頭部
コラテ(Collateral):側副血行路
コンク(Concentration):話の内容が濃いこと、物質の濃度が高いこと
コンタミ(Contamination):(細菌などが)混入すること

【サ】
ザイテ(Seite):側
ザフト(Saft):液、液体

【シ】
ジギタール・ジギ(Digital Examination):直腸診
ジッツ(Sitz):関連病院、関連病院におけるポスト、座席、イス
シニストラ(Sinistra):左
シバリング(Shivering):悪寒戦慄
シーピーエー(CPA: CardioPulmonary Arrest):心肺機能停止
シャッテン(Schatten):レントゲン上の陰影
シャッテンデフェクト(Schatten Defekt):陰影欠損
シャーカステン(Schaukasten):レントゲンを見るためのディスプレイ機器
シュニット(Schnitt):切開線
シュバンゲる(Schwangerschaft):妊娠する
シュメルツ(Schmerz):痛み、疼痛
シュメルツェン(Schmerzen):痛む
シュルンペる(Schrumpfen):収縮する、小さくなる

【ス】
スクレロ(Sclerotherapy):硬化療法
スタイン(Stein):石
ステート(Stethoscope):聴診器
ステる(Sterben):死亡する
ステルベン(Sterben):死亡
ストゥンプ(Stump):断端
ストーマ(Stoma):人工肛門
スピッツ(Spitz):試験管
スプータ(Sputa):痰
ズブアラ(SubArachnoidal Hemorrhage):くも膜下出血
→臨床ではザー(SAH)とも言います。
ズブクタン(Subkutan):皮下
ズブフレ(Subphrenic):横隔膜下

【セ】
ゼク(Sektion):病理解剖
ゼクチオン(Sektion):病理解剖

【ソ】
ゾンデ(Sonde):管、ゾンデ(消息子)

【タ】
タヒる(Tachykardie、Tachycardia):頻脈になる
ダルム(Darm):腸管

【ツ】
ツェーアー(Carcinoma):悪性腫瘍、癌
ツッカー(Zucker):糖
※臨床では、5%ブドウ糖液を5プロツッカーと言います。
ツヴァイテ(Zweite):第2の、二番目の

【テ】
テーハー(Thoracic spine):胸椎
ディアベ(Diabetes mellitus):糖尿病
ディーエム(Diabetes Mellitus):糖尿病
ディーオーエー(DOA:Dead On Arrival):来院時死亡
ティーテル(Titel):博士号、学位
ティッシュ(Tisch):手術台
ティッシュトート(Tisch Tod):術中死
デキストラ(Dextera):右
デク、デクビタス(Dekubitus):褥瘡、床ずれ
デコる、デコンペる(Demompensation):心不全状態になること
デッケン(Decken):覆う、隔絶された
デプる(Depression):鬱になる
デブリ(Debridement):感染・壊死組織を取り除く処置
※臨床では、『デブリードメント』と言うことが多いです。
テーベー(Tuberclosis):結核
デメンツ、ディメンツ(Dementia):認知症
デュンダルム(Dunndarm):小腸
デルマ(Derma):皮膚、皮膚科

【ト】
ドゥルック(Blutdruk):血圧
ドゥルーゼ(lymphatische Druse):リンパ腺、リンパ節
ドッペル(Doppel):二重、重複
※重複癌の時に使います。
トランスファー(Transfer):転科、転院
トラカール・トロカール(Trocar):トロッカー(胸腔穿刺用のチューブ)

【ナ】
ナート(Naht):縫合
ナルベ(Narbe):瘢痕、傷跡

【ニ】
ニーレ(Niere):腎臓

【ヌ】
ヌル(Null):ゼロ、何もない

【ネ】
ネーベン(Neben):下級医
ネクる(Necrose):壊死する
ネッツ(groβes Netz):大網

【ノ】
ノイエス(Neues):新説、新しいこと

【ハ】
ハーベー(Hemoglobin):ヘモグロビン
ハイパー(Hyper Alimentation):高カロリー輸液
ハウト(Haut):皮膚
バッキング(Bucking):人工呼吸器使用中の咳嗽反射
※オペ中に使われることが多いので、必ず暗記!
ハルン(Harn):尿
バルーン(Balloon):留置型のバルーン付き尿道カテーテル
パレーゼ、パラリーゼ(Palalyze):麻痺している
パンペリ(Panperitonitis):汎発性腹膜炎

【ヒ】
ビーコン(wieder-kommen):追試、再試
ピオ(Pseudomonas aeruginosa):緑膿菌
ビルベル(Wirbel):脊椎
ヒルン(Hirn):脳

【フ】
ファー・アドバンスト(Far-Advanced):高度進行の
ファーデン(Faden):糸、縫合糸
ファイティング(Fighting):人工呼吸器と自発呼吸が合わないこと
プシコ(Psychologie):精神科
ブジー(Bougie):拡張すること、拡張するための器具
フライ(Frei):何もない、所見なし
ブラーゼ(Blase):膀胱
フリュー(Fruh):早期の
ブルザ(omental Bursa):網嚢
ブルート(Blut):血液、輸血
プルス(Plus):脈
ブルスト(Brust):胸部、胸部X線レントゲン
ブルティッヒ(Blutig):出血しやすい
ブルテン(Bluten):出血する
プレート(Platelet):血小板
フレグモ、フレグモーネ(Phlegmone):蜂窩織炎
ブロンコ(Bronchoscopy):気管支鏡
プローベ(Probe):試験開腹、標本採取
プログノーゼ(Prognose):予後
プンク(Punktion):穿刺

【ヘ】
ヘーレ(Hohle):腔、穴、瘻孔
ベシュライバー(Beschreiber):患者と診察医のやりとりを記録する人
ベッケン(Becken):骨盤
ヘモ(Hamorrhoiden):痔
ベラーク(Belag):白苔
ペルオス(Per Os):経口
※P.O.と略すことがあります。
ヘルツ(Hertz):心臓、心臓血管外科

【マ】
マーゲン(Magen):胃
マーゲンゾンデ(Magen Sonde):胃管
※臨床ではマーゲンと言います。
マーゲンチューブ(Magen tube):胃管
マニる(Manic):躁状態になる、躁になる
マルク(Mark):骨髄穿刺
マンゲル(Mangel):怠慢、いい加減
マンマ(Manma):乳房

【ミ】
ミッテル(Mittel):薬
ミルツ(Milz):脾臓

【ム】
ムスケル(Muskel):筋肉
ムンテラ(Mund Therapie):患者・家族への説明

【メ】
メッサー(Messer):執刀医

【ラ】
ラパコレ(Laparoscopic Cholecystectomy):腹腔鏡下胆嚢摘出術
ラパタン(Laparoscopic Cholexystectomy):腹腔鏡下胆嚢摘出術
→ラパロ+胆嚢でラパ胆(ラパタン)です。

【リ】
リッペ(Rippe):肋骨

【ル】
ルフト(Luft):空気
ルンゲ(Lunge):肺

【レ】
レーゲル(Regel):規則
レーベル(Leber):肝臓
レチ、レチディーフ(Rezidiv):再発
レトロ(Retroperitoneum):後腹膜
レビンチューブ(Levin tube):胃管
レポ(Repositioning):整復

【ロ】
ローテ(Rote Blutkorperchen):赤血球
ロイケ(Leukemia):白血球
ロカール(Local anaesthesia):局所麻酔

【ワ】
ワイセ(Weiβes Blutkorperchen):白血球