研修医マニュアル

研修医生活を送る作者が研修中に学んだこと、ポイント、その他を解説。

書類の書き方

【研修医便利グッズ】シュレッダー

研修中は、数多くのレポートを作成しなければいけません。

レポートには、基本的に患者さんの名前など個人情報は記載しませんが、万が一患者さん本人が知ることになれば傷つけてしまう可能性があります。また情報漏洩は重大な事故となります。最近ではアクシデントレポートを書けば済むという問題ではなくなっています。カルテ内容の漏洩は、しばしば新聞沙汰になっています。


症例レポートは、もちろん患者さんの情報を基に作成するので、患者さんの個人情報を参照しながらになります。電子カルテの場合、検査値などを印刷したり、グラフや画像を印刷することも多くあります。

『自分は大丈夫』と思っていても、その思い込みが事故につながります。実際、私も印刷した書類を置き忘れたり、落としてしまったり、机の上に置きっぱなしにして紛失しそうになったりと、何度か危ない経験をしました。


【情報漏洩の事故を防ぐために】


①電子カルテは印刷しないようにしましょう

・電子カルテを印刷すると、患者さんの名前などプライバシーがまるごと印刷されてしまいます。必要なところだけを紙に書いたり、パソコンに直接入力することが理想的です。

・電子カルテを印刷した場合、印刷した人の名前(電子カルテにログインした人の名前)が一緒に印刷されます。印刷した書類を落としたり、忘れたりすると必ず特定されるので信用を失墜することになります。


②どうしても印刷が必要な時

・研修医レポートはどうしても量が多くなるので、電子カルテでまとめてデータを印刷して作業を行う事が必要になることがあります。自分の場合も、患者さんの検査値やサマリ、治療の経過などを印刷して自分の机でガリガリとやっていました。私だけでなく、ほぼ全ての研修医が電子カルテを印刷していました。


③書類は必ずシュレッダーにかけること!!

印刷した書類は必ずシュレッダーにかける必要があります。シュレッダーにかけなかった書類は、自然になくなることはありません。必ず事故になります。



④自分用のシュレッダーを買いましょう!!


・職場には必ずシュレッダーが設置されていると思いますが、共用のシュレッダーなので自分が使いたい時に、他の誰かが使用中だったり、ゴミ箱がいっぱいになっていてすぐに使えなかったりなど非常にストレスがたまります。『今シュレッダーが使えないから後回しにしよう』という発想が湧いた瞬間に情報漏洩事故のきっかけが生まれます。自分用のシュレッダーを購入し、机の横に置いておきましょう。


【おすすめシュレッダー】






クヨ シュレッダー 超静音 CD・カード細断可能 ホワイト AMKPS-MX100W

・音は50dBほどで静かです。

・クロスカットなのでセキュリティは安心。
・マイクロカットではありません。
・家庭用なので、1度に大量の用紙を裁断するのには向いていません。
・研修医レポートであれば、この機種で問題ありません。


【手動タイプのシュレッダー】



 

シュレッダーを検索すると、手動タイプのシュレッダーが安く売られていますが、
絶対に買わない方が良いです。手動タイプは、『コストが安い』、『電源が必要ない』というメリットがありますが、1度に裁断出来る量が非常に少なく、自分でレバーを回して裁断しなければいけないので、非常にめんどくさいです。時間も無駄になります。ですので手動タイプは絶対に購入しないでください。


【業務用シュレッダー】

 
GBC シュレッダー オフィス マイクロカット CD・カード細断 GSHM06M


個人的には、業務用シュレッダーをお勧めします。業務用シュレッダーは、大きくて重量もあり、移動が難しいという欠点があります。また、価格が非常に高額であるという短所もあります。しかしながら、それら欠点を上回る長所があります。


<業務用シュレッダーの長所>

・1度に大量の書類を処分できる。

・裁断したゴミを捨てる頻度が非常に少ないので便利

・ゴミの交換もしやすい

・音が静かなので、周囲に迷惑がかからない

・カードやCD・DVDなども裁断できる


などがあります。

特に、資料やDataなどが大量で用紙が何十枚もある場合、業務用シュレッダーは大きな威力を発揮します。効率・速度を重視する場合はぜひ業務用を購入してください。私は同期の研修医とお金を出し合って病院の職場に1台購入しました。また、あまりにも便利なため自宅にも1台、自費で購入しました。



【カットについて】

 シュレッダーには、『ストレートカット方式』と『クロスカット方式』があります。ストレートカット方式は、文字通り真っ直ぐに切るだけです。クロスカット方式は、ストレート方式に加え、一定間隔で横にも裁断します。ですのでセキュリティレベルはクロスカット方式が高くなります。ストレート方式では、患者さんの名前や病名など単語レベルで解読可能になることがります。必ずクロスカット方式(出来ればマイクロカット方式)を購入してください。


【マイクロカット】

GBC シュレッダー オフィス マイクロカット CD・カード細断 GSHM06M


クロスカット方式に比べて、カットのサイズがより小さくなっております。それにより、一つ一つの紙片が小さくなっているため、
よりセキュリティレベルが上がっており、一般人では復元はほぼ困難なレベルとなっています。

マイクロカットの利点は、セキュリティの向上だけではありません。ありがたいことに、カットした紙くずを交換する手間が激減します。カット片が小さいので、かさばることなく、1袋に大量の紙をカット片を入れることができます。個人的にマイクロカットが非常にオススメです。


【管理人のオススメシュレッダー】


電子カルテのテンプレート

 初診救急外来で診察する際に必要な項目をまとめてみました。
 もちろん、これで全てではなく、適宜省略したり、追加したりして
 適切なカルテを作ることを心がけてみてください。

 ※編集上、一部の単語、数字、(+)、(−)を仮記入しています、
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